草本花粉 カモガヤ、オオアワガエリ、ブタクサ、ヨモギは、背の低い雑草です。 これらによる花粉は、「草本花粉(そうほんかふん)」と言われ、夏から秋にかけて花粉症を引き起こします。 春に起こる、スギやヒノキなどの花粉は、高い木から風に乗って遠くまで飛散しますが、これらの雑草は丈が低く、花粉は数十メートルにしか広がりません。 14 мар. 2021 г.
花粉症になるのはなぜ?
花粉症を発症する原因とメカニズム 花粉症とは、鼻腔内に入ってきたスギ等の植物の花粉に対する免疫反応によって鼻水等の症状が引き起こされることをいい、季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれます。 メカニズムとしては、アレルゲンが鼻腔内の粘膜に付着すると、体内に抗体が作られマスト細胞という細胞に結合します。
5月の花粉症って何?
今の時期(GW明け)は、身近な植物の花粉「草本(そうほん)花粉」に気を付けましょう。 特にイネ科は5月から8月までがシーズンで、カモガヤ(オーチャードグラス:牧草)、オオアワガエリが代表格です。 ヨーロッパでは花粉症といえば、イネ科の花粉のことをいいます。
アレルギー症状がでる花粉は何種類?
これまでに約60種類の花粉アレルギーが報告されていますが、そのうち花粉 症は約50種で、大半は農家の方がハウス内で受粉作業などを行う場合の特殊な ものです。 一般に最も多いのは、スギ花粉を原因とするスギ花粉症で、ヒノキの 花粉もスギ花粉と抗原の共通性を持つために、スギ花粉症の原因となります。
花粉症はいつごろから?
日本での最初の花粉症の報告例は、1961年のブタクサ花粉症です。 スギ花粉症は2年後の1963年、カモガヤが1964年、ヨモギが1969年と続き、現在までに60種類以上の花粉症が報告されています。