化膿性汗腺炎は、わきの下、鼠径部(そけいぶ)、乳首や肛門の周りの皮膚にある毛包に炎症が起こることで、瘢痕化、炎症、痛みを伴う皮下への膿の蓄積が生じる病気です。 化膿性汗腺炎の原因は不明です。 皮膚ににきびのように見える隆起ができた後、痛みを伴う膿瘍と瘻孔(ろうこう)が形成されます。
化膿性汗腺炎 なぜ?
化膿性汗腺炎の原因は、正確にはわかっていませんが、何らかの原因による毛穴の詰まりが引き金と考えられています。 周囲の組織に炎症を引き起こして、腫れ・痛み・膿の原因となることがあります。 私たちの体内には、異物(もともと、組織内になかった物質)が侵入してくると、これを排除して身を守る自己防衛システムがあります。
おしりのおでき なぜできる?
おしりやデリケートゾーンにできるニキビの原因は? おしりやデリケートゾーンは、体の中でも毛穴が多い箇所。 下着でこすれたり圧迫されたりと刺激を受けがちなので、毛穴が詰まりやすくなり、炎症を引き起こしてニキビを発症することが多いのです。 座っている時間が長いのも、この箇所にできるニキビの原因のひとつ。
どうしておできはできるのか?
「おでき(正式名:せつ)」とは、毛穴の内部や皮脂腺、またはその周囲から黄色ブドウ球菌という細菌が感染することで発生します。 また、治るまでに時間がかかり、症状が進行すると、膿みの量や腫れが増大し、痛みが強くなっていくことが主な特徴です。 初期段階から腫れに厚みがあり、ボコッとしこりのようになります。
膿ができるのはなぜ?
膿は、炎症が起こることで生じます。 主に細菌への感染が原因となりますが、ウイルスや花粉などの異物が原因となる場合もあります。 初めに感染が起こった部位のみで膿が生じることもあれば、感染が周りに広がって、元の感染部位とは離れた場所に膿がたまることもあります。