黄色ブドウ球菌は食中毒菌としてもよく知られており、この菌に多量に汚染された食品(一般に1g当たり10**6個以上)を食べると、1~5時間の潜伏期間の後に、吐き気・嘔吐・腹痛・下痢などの症状が現れます。 ただ、重篤になることは少なく、数時間から2日で症状は改善すると言われています。
黄色ブドウ球菌 何に入ってる?
様々な食品が原因食となる可能性を持っており、にぎりめし、寿司、肉、卵、乳などの調理加工品及び菓子類など多岐にわたっています。
黄色ブドウ球菌 何分?
黄色ブドウ球菌食中毒は、潜伏期間が比較的短く、食後30分~6 時間程度で、悪心、嘔吐、下痢などの症状がみられます。 黄色ブドウ球菌による食中毒では悪心・嘔吐は必発症状で、嘔吐回数は摂食した毒素量により異なります。
黄色ブドウ球菌 どうなる?
黄色ブドウ球菌は食品中で増殖すると、エンテロトキシンと呼ばれる毒素を産生します。 エンテロトキシンを含む食品を食べると、約3時間後に激しい吐き気や嘔吐、腹痛、下痢など急性の胃腸炎症状が現れます。
黄色ぶどう球菌 増殖?
黄色ブドウ球菌は「グラム陽性※2」の「通性嫌気性の球菌※3」で、5~47.8℃の温度域で増殖 (至適増殖温度:30~37℃)し、エンテロトキシンが産生されるのは 10~46℃の温度域と報告 されています 1),2)。