黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus) この細菌は、食中毒の原因となるだけでなく、おでき、にきびや、水虫等に存在する化膿性疾患の代表的起因菌です。 そのため、健康な人でものどや鼻の中などに高率で検出され、動物の皮膚、腸管、ホコリの中など身近にも存在しています。
黄色ブドウ球菌 どこにおる?
黄色ブドウ球菌は顕微鏡で観察すると、ぶどうの房状に見えるために「ブドウ球菌」と呼ばれます。 手指、鼻、のど、皮膚などどこにでも存在しており、健康なときには害を受けることはほとんどありませんが、免疫力が低下しているときや、傷口があると感染症を引き起こしやすくなります。
黄色ブドウ球菌 何感染?
ブドウ球菌感染症の種類 )と骨(骨髄炎 細菌、抗酸菌、真菌が血液を介して、あるいは近くの感染組織や開いて汚染された傷から広がり(こちらの場合が多い)、骨に感染することがあります。
ブドウ球菌 何度?
最適の増殖温度は35~37℃であるが、増殖可能の温度範囲は6.6~45.5℃と幅が広い。 しかし、毒素産生は20℃以上で行われる。 耐塩性があって、7.5%の食塩培地に増殖する。
黄色ブドウ球菌 何度?
・黄色ブドウ球菌はグラム陽性の通性嫌気性(酸素のない状態でも増殖が可能)の球菌で、30~37℃の温度帯が良く発育します。 また5~47.8℃の温度域でも増殖可能と言われています。 ・高塩分(食塩濃度 16~18%)にも耐えられます。