回虫 大きさ:犬回虫18cm以下、猫回虫10cm以下虫の卵を口から飲み込んだり、母犬の胎盤や乳汁、母猫の乳汁から感染する。 動物の腸に寄生し、炭水化物やタンパク質を栄養源にする。
回虫はどこから?
ふつうは、回虫が自然に肛門から出たり、検便で虫卵が見つかってはじめて気づきます。 しかし、たくさんの虫が寄生した場合には腹痛、吐き気、下痢などのほか、たくさんの虫が塊状にもつれて腸閉塞を起こすこともあります。
ぎょう虫がいるとどうなるか?
ぎょう虫はヒトにしか寄生しません。 感染しても、少数のぎょう虫寄生の場合はほとんどが無症状です。 しかし、多数になると下痢や腹痛等をきたす事があります。 また、子供の場合、肛門周囲の掻痒感(かゆみ)のために、寝不足になったり、夜泣き、注意力散漫、肛門周囲をかくことによる皮膚炎などを起こす事があります。
回虫 どこから犬?
犬の体内で産卵された球形の虫卵は、犬の便とともに排出されます。 外界に出た卵は発育し、内部で幼虫が形成されていきます。 その幼虫形成卵を犬が経口的に体内に取り込むと、回虫に感染します。 ネズミなどの待機宿主の体内では、回虫は幼虫のままで成虫になることはありません。
回虫 何年?
幼虫は肺の肺胞に侵入し、ここから気道を上がってから飲み込まれて、小腸で再度成虫になってとどまります。 この期間はほとんど2ヶ月~3ヶ月間です。 成虫は、約15cm~50cmの長さ、約2.5mm~5mmの直径になり、1年間~2年間生きます。