活性型ビタミンDは、腸管からのCaの吸収を高め、骨の石灰化を促進して骨密度を増加させる(新陳代謝を高める)働きを有しています。 その結果、骨折の予防・抑制へとつながるのです。 ビタミンDの骨以外の作用についてはいろいろな研究がなされています。 癌、炎症、免疫、心血管系、皮膚、筋肉などへの作用が報告されています。 6 янв. 2017 г.
妊活 ビタミンD どのくらい?
ビタミンDの至適濃度(20~50 ng/mL)を維持するための1日推奨摂取量は600~800 IU(15~20 μg)ですが、妊娠中および授乳中は1500~2000 IU(37.5~50 μg)必要とされています。
ビタミンD は何に効きますか?
ビタミンDは主に、小腸や腎臓でカルシウムとリンの吸収を促進するはたらきをしています。 カルシウムが骨や歯を作るミネラルであることは皆さんご存じですよね。 そのほかに血液凝固や筋肉の収縮にも関わっています。 またリンはカルシウムとともに骨格を形成したり、エネルギーや脂質の代謝において重要な役割を担ったりするミネラルです。
ビタミンD が多い食品は何?
ビタミンというと野菜類に豊富に含まれているイメージのある方もいらっしゃるかもしれませんが、実はビタミンDは野菜には含まれていない栄養素です。 主な摂取源は魚類 で、そのほか肉類や卵類、乳製品やきのこ類など に含まれています。
ビタミンD が不足するとどうなるか?
ビタミンDが欠乏すると、腸管からのカルシウム吸収の低下と腎臓でのカルシウム再吸収が低下し、カルシウムが不足して低カルシウム血症となります。 そのため、骨の軟化がおこり、成人、特に妊婦や授乳婦では骨軟化症になります。 また、小児の場合は骨の成長障害が起こり、姿勢が悪くなったり、足の骨が曲がったり、くる病になったりします。