特に肛門の内側にできる内痔核は誰でももっていると言えるほどです。 痔核(いぼ痔)は手術しなければならないのですか? 必ずしも手術ということはありません。 ほとんどの方が、塗り薬や生活習慣の見直しで改善します。
いぼ痔 なんでなるの?
便秘がちで排便の際に強くいきんだり、長時間座りっぱなしでいるなど肛門に負担がかかることで痔が発生するといわれています。 肛門に負担がかかると、内肛門括約筋と肛門の粘膜の間にある組織(毛細血管などが集中するクッション部分)がうっ血して血行障害が起こり、その部分が痔核(いぼ痔)となってしまうことがあるのです。
いぼ痔放っておくとどうなる?
放置すると、「耐えられないほど激しい痛み」をともなうことがあります。 排便に影響がでることも考えられるので、放置せずに治療することをおすすめします。 また、重症化してから緊急手術をすると、肛門が狭くなり、出血しやすくなることがあります。
イボ痔はどのくらいで手術が必要?
いぼ痔(痔核)の場合 通常、第Ⅲ度以上の場合には手術が適応となります。 外痔核の場合、基本的には手術なしで治癒させることが可能です。 ただし、血栓が大きい場合などには局所麻酔を実施した後、摘出手術を行う場合があります。
いぼ痔は手術した方がいいですか?
イボ痔を持っていますが、手術をした方がよいのでしょうか? 直腸癌、肛門癌でない限り、絶対に手術をしなければならないというケースはほとんどありません。 しかし、痛みや出血、肛門不快感等の症状が強い場合や、症状の再発を繰り返すような患者さんは手術をした方が良いと思います。