出っ歯には先天的な要因によるものと後天的なものがあります。 先天的な出っ歯の場合は、1歳未満でわかることもあります。 後天的な要因の場合は、3、4歳頃にわかることが多いでしょう。
出っ歯 いつからなる?
3才児検診や学校検診などの歯科検診で、お子さまの歯並びの悪さを指摘され、出っ歯の兆候に気づくケースが多いようです。 また前歯が生え変わる7~8歳のときに目立ってくる場合もあります。 遅くとも永久歯が生え揃う前で、顎の成長がピークに達する小学校3~4年の時期までに、一度矯正歯科医に判断してもらうのが良いでしょう。
どのくらいで出っ歯?
【解説】上の前歯先端部と下の前歯の間の水平的な隙間をオーバージェットといいます。 標準的なオーバージェットは2~3mmですが、5㎜以上になると出っ歯の傾向があります。 歯科用語では上顎前突(じょうがくぜんとつ)といいます。
歯列矯正 出っ歯 いつから?
なぜならあごが成長中であれば融通がきくので、永久歯に生え変わったとききれいに並ぶようにできるからです。 上あごの成長は10歳くらいまでに終わり、下あごの成長は15〜18歳くらいまでに終わると言われています。 そのため、これよりも前に出っ歯矯正を始められると良いでしょう。
出っ歯になるのはなぜ?
先天的な出っ歯とは、顎の骨の大きさなど骨格に由来するものです。 さらに原因には2つあり、上顎が大きすぎるために、顎ごと前歯が前にせり出しているタイプと、もう一つは下顎の骨が小さすぎて奥に位置しているために、相対的に前歯が前にせり出している場合です。