基礎体温は、低高温相の温度差がだいたい0.3℃~0.5℃と大変微妙なため、ふつうの体温計では役に立ちません。 むかしは水銀体温計を用いていましたが、今では計測時間が短くてすむ電子体温計が主流です。 一方、基礎体温表は、婦人体温計で計測した体温を記入しておく表のことです。
基礎体温 どれくらい上がる?
排卵が起こり、卵胞が黄体に変化すると、黄体ホルモンの分泌によって体温が上昇。 低温期に比べて0.3~0.6℃くらい基礎体温が上昇し、それが月経前まで10~14日間くらい続きます。 人によっては月経前になると、さまざまな不快症状が現れる場合もあります。
基礎体温 何度ぐらい?
基礎体温には低温期と高温期があります。 一般的には低温期が36.7度以下、それ以上を高温期と考えます。 低温期と高温期の差が0.3~0.5度ほどの間が理想的な基礎体温です。 ただし、平熱には個人差がありますので、高温期が36.7度なくても、 体温が2相に分かれているようなら、きちんと測れています。
基礎体温 低温 どれくらい?
理想的に基礎体温が測定できた場合、排卵のある女性では低温期は 36.7 度より低く高温期では 36.7 度より高くなり、また低温期と高温期の温度差は 0.3 から 0.5 度くらいと言われています。
基礎体温下がるのはいつから?
通常は、約14日間高温期が続いたあと、基礎体温が速やかに下がり、低温期となり生理が来ます。 妊娠していた場合は、高温期がずっと続き、生理がこない状態となります。 これは、妊娠が成立すると、プロゲステロンの分泌が持続するためです。 目安として17日以上高温期が続く場合は、妊娠の可能性があります。