大きく分けると、声が急にかすれる場合と、徐々に悪くなっていく場合があります。 「喉頭」は、喉仏(のどぼとけ)のあたりにある声帯を中心とした器官で、この喉頭の粘膜に起きる急性の炎症が「急性喉頭炎」です。 ウイルスや細菌感染、汚れた空気による汚染、声帯の酷使などが原因で起こります。 20 дек. 2016 г.
声がすぐ枯れる なぜ?
声のかすれ(声枯れ)が起きていることで考えられる原因は、急性咽喉頭炎などの症状に起きる声帯の炎症だけでなく、声帯結節や声帯ポリープ、副鼻腔炎(ちくのう症)による後鼻漏、喉頭ガン、甲状腺癌による神経麻痺、年齢の変化が原因の声帯萎縮などが挙げられます。
声が出なくなるのはなぜ?
声の出しすぎなどによる声帯の酷使や、タバコの吸いすぎや酒の飲みすぎ、加齢に伴う声帯萎縮による声枯れ、風邪に伴う炎症など原因は様々ですが、声帯ポリープや声帯結節、喉頭がんの初期症状、甲状腺がんによる神経麻痺、加齢による声帯萎縮(いしゅく)などの恐れがあります。
声が出ない時は何科?
声のかすれが長引く、また職業上声を出さないことが難しい場合は耳鼻咽喉科などの専門医を受診しましょう。 また、長期にわたる喫煙は喉頭がんや肺がんの危険因子です。 現在禁煙中の方でも喫煙歴のある人で声のかすれが現れた場合には、早めに耳鼻咽喉科を受診しましょう。
声がかすれる病気は何?
かれ声になる病気はいろいろありますが、主なものは、急性喉頭炎、声帯ポリープ、反回神経麻痺、喉頭癌等です。 その他に、加齢により声帯がやせたり、緊張が弱くなる老人性喉頭という状態もあります。 いずれも、鏡で声帯をみる検査や、鼻から細いファイバーを入れて声帯を観察する検査で容易に診断できます。