一般的には上顎が成長する10歳までに使用します。 上顎の骨は左右の骨からできており、正中口蓋縫合でつながっています。 10歳ぐらいまで、このつなぎ目に骨ができ、成長していきます。 この時に上顎を急速に拡大することにより、さらに成長させることができるます。
急速拡大装置 子供 いつまで?
「急速拡大装置」の効果が期待できる年齢は、左右の顎のつなぎ目の正中口蓋縫合が自然に開くことができる年齢を考えると、思春期くらいまでと言われています。
急速拡大装置 どれくらい?
こちらの「急速拡大装置」は、わずか20日間で歯列の横幅を8.0mmほど拡大します。 歯がそんなに早く動くわけではありません。 何が起こっているかというと上顎の骨が左右に分かれて拡がっていくのです。 なので、その左右の骨の間に新しく骨ができるのを3ヶ月〜6ヶ月待たなければいけません。
急速拡大装置 何ヶ月?
急速拡大装置の使用方法について 期間は、通常、6ヵ月~12ヵ月間程度、装着します。
上顎拡大装置 いつまで?
骨格性反対咬合の治療に絶大な効果のある「上顎前方牽引装置」。 基本的に上顎骨の発育能力がある成長期にしか使えません。 女子の場合は10歳まで、男子の場合は12歳までが目安となり、低年齢で始めた方が弱い力、短い期間で治ります。