気管支拡張薬には毎日吸入する薬と発作時に吸入する薬があります。 この違いは作用時間の違いです。 毎日吸入するものは、効くまでに時間がかかりますが、 12時間以上効果が持続します。 一方、発作時に使用する薬は、5分位で効果が出ますが、3~4時間しか持続しません。
吸入 どのくらいで効く?
気管支拡張薬の吸入は、5分以内に効果が出て、約20分で最大の効果が発揮されます。 気管支拡張薬を2吸入して、20分経っても楽にならない時は、もう一度2吸入して下さい。
喘息の薬どれくらいで効いてくるの?
吸入ステロイド薬は強い抗炎症作用があり、喘息治療に欠かせません。 この薬は、ゆっくり、じわじわと効いてくるので効果が出始めるまでに3日~1週間ほどかかり、やめると効果がなくなってしまうので長期間、毎日続ける必要があります。
吸入 何回まで?
ガイドラインでは気管支拡張剤は1日4吸入までということになっています。 数日間であれば1日1回~4回吸入していただくのは構いません。 ただし、3~4回吸入しても症状が充分取れない、あるいは1~2回吸入しても全く症状が変わらない、あるいは悪化するという状態でしたら、医療機関を受診していただくというのがひとつの目安です。
吸入ステロイド 何回?
Answer 吸入ステロイド薬は 1 日 4 回・1 回 2 吸入を 1 日 2 回・4 吸入に変更しても効果に大き な変化はないとの報告もあり、1 日の吸入時間や吸入回数をコンプライアンス改善のため医 師と相談することも考慮する。