神経内科では、記憶障害の原因が何なのかを診断してもらうことが可能です。 上述した精神科などでは、原因によっては他の科で再受診となることもあります。 原因に見当がつかない場合は神経内科への受診が安心でしょう。
物忘れ 何科を受診?
「神経内科」「精神科(心療内科、神経科など)」を受診します。 最近は「もの忘れ外来」として診療しているところもあります。 最初に気づいた症状や今までの経過、他の疾患の有無、服用している薬の内容、家族歴などを詳しく聞かれます。 あらかじめ、メモなどに書いて整理しておくとよいでしょう。
レビー小体型認知症何科を受診するの?
脳神経内科は脳神経系の総合診療医のような役割を果たしていますので、レビー小体型認知症でみられるさまざまな症状を的確に把握し、適切に治療します。 上にあげたような症状が気になる方は早めに受診されることをお勧めします。
せん妄は何科に行くのか?
必要に応じて一般病院に勤務する精神科医(リエゾン精神科医)が診察し、適切な治療を行います。 在宅で生活している患者さんにも「せん妄」は起こることがあります。 その際にはかかりつけ医にまず相談し、リエゾン精神科医の診察を受けられるように紹介をしてもらうことができます。
脳の萎縮 何科?
認知症もアルツハイマー型やレビー小体病など、脳細胞の変性(萎縮)がありますので、神経内科がしっかりと診断してくれると、その後の治療方針が立てやすくなります。 最近では次に述べる脳神経外科と対比して脳神経内科と名称をつけていることころが増えてきました。