加齢:歳をとるとともに、身体の中のホルモンが変化するために、骨量が減少します。 その他、胃酸分泌の低下や腸の吸収能の低下、腎臓での尿へのカルシウム排泄の増加なども原因となります。 エストロゲンは骨形成を進め、また骨吸収を抑えます。
骨量減少 なぜ?
運動不足や寝たきりにより、骨への負荷が不足すると骨量は減少します。 また食事からのカルシウム・ビタミンD・ビタミンKなどの欠乏は、骨密度・骨質の低下につながります。
骨量減少するとどうなる?
骨粗しょう症とは、骨密度の低下によって骨がもろくなり、骨折しやすくなる病態です。 加齢、エストロゲンの不足、ビタミンDやカルシウムの摂取不足、およびある種の病気によって、骨密度や骨の強度を維持する成分の量が減少することがあります。 骨粗しょう症による症状は、骨折が起こるまで現れないことがあります。
エストロゲン減少 骨粗鬆症 なぜ?
加齢に伴ってエストロゲンが減ると破骨細胞の働きが盛んになり、骨をつくる骨芽細胞の働きが追いつかなくなるため骨量が減ってスカスカになった状態が骨粗しょう症であり、骨折のリスクが高くなります。 骨粗しょう症は、骨が軽石のようにスカスカになった状態のことで、骨がもろく折れやすくなります。
なぜ高齢女性は骨折しやすいのか?
加齢により皮膚を形成する表皮、真皮、皮下組織の菲薄化(薄くなる)。 そして、皮下脂肪の減少により、転倒時に骨を守るクッション機能が働かなくなり、骨折しやすくなります。