白内障になる原因のほとんどは加齢によるもので、高齢者社会である日本ではよくある病気と考えられます。 目の中の水晶体と呼ばれる部分が、濁ることで起こる疾患です。 水晶体が濁る原因としては、加齢によって水晶体の成分であるたんぱく質(クリスタン)が変化することと関係しています。 6 авг. 2019 г.
白内障 なぜ起きる?
白内障の主な原因は「加齢」だといわれています。 加齢に伴って眼内に老廃物が蓄積すること、また、水晶体の内部が酸化・糖化することなどが原因で、白内障が起こるといわれています。 加齢を原因とする白内障は、ゆっくりと進行します。
白内障を放置するとどうなるか?
白内障を放置していると水晶体が膨らんでいき、眼球内の水を排出する隅角が塞がってしまいます。 そうなると一気に眼圧が急激に上昇する状況が続くため、急性緑内障を引き起こす原因となるのです。 緑内障は日本の失明原因トップであり、急性緑内障によって視野欠損すると二度と元には戻りません。
加齢性白内障 何歳から?
一般に加齢白内障と呼ばれ、早い人では40歳代から始まり、80歳代では大部分の人で白内障が発見されます。 加齢性の白内障は、自覚症状が無く50歳代で54%、60歳代で83%、70歳代で97%、80歳以上ではほぼ100%と報告されています。
ステロイド 白内障 なぜ?
ステロイド白内障 副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)を長期間、大量に使用すると白内障の発症率が上がることが知られています。 その理由については明確には分かっていませんが、ステロイド薬がその作用として炎症を鎮める、免疫を抑制するため生体に負荷をかけることが水晶体を錆びつかせることに繋がると考えられます。