38.5度以上になったら使いなさい、と指導をする先生が多いようですが、40度近い高熱でも子供が元気なら使う必要はありません。 逆に38度そこそこでも熱のために元気や食欲がない場合や、熱がなくても痛み止めとして使いたい場合には解熱剤(=鎮痛剤)を使ってみて結構です。
解熱剤は何度から飲んでいい?
「発熱が続いて『これはつらい』と思ったときには、解熱剤を飲んで熱を下げてください。 38度5分を目安に服用するとよいでしょう。
解熱剤で何度下がるか?
解熱剤の効果は、使用後30分~1時間で現れ、数時間続きます。 一般に、解熱剤の効果で下がる体温は、1℃~1.5℃程度です。 40℃など高熱時には、38℃台まで下がれば解熱剤の効果は出ているのです。 いつも平熱まで下がるわけではありませんので、使いすぎには注意しましょう。
解熱剤はいつまで飲む?
たとえば、風邪のときに処方される、熱を下げる「解熱剤」や、痰を切りやすくする「去痰剤」、咳をおさえる「鎮咳剤」などがそうです。 こうした薬は、症状をおさえることが目的なので、その症状が出なくなったら服用する必要はありません。
熱ないのに解熱剤飲んだらどうなる?
解熱剤は痛みを抑える作用もあるので、熱がなくても、のど痛や頭痛などに対して、痛み止めとして使うことができます。