金属に直接触れることで皮膚がかぶれるタイプの金属かぶれは、金属製のアクセサリーやベルトのバックル、金属を使用した染料で染めた装身具や衣類、および化粧品など、金属を使った製品に触れた部位に一致して皮膚にかぶれの症状が現れる病気です。
金属アレルギー どれ?
金属アレルギーの原因物質として、アレルギー頻度の高い順に水銀、ニッケル、コバルト、スズ、パラジウム、クロム、銅、白金、亜鉛、金となっています。 シルバーは、それ自体はアレルギーの原因になりにくいのですが、割金にニッケルを使うことが多く、ロジウムコーティングをしていてもアレルギーが出やすいので避けた方がいいでしょう。
金属アレルギー どうなる?
金属アレルギーの症状 金属アレルギーは金属が触れていた部分に一致して、接触皮膚炎(いわゆる「かぶれ」)の症状が出ることが一般的です。 金属が触れた部分に赤み、ぶつぶつ、水ぶくれなどが出現し、痒みを伴うのが一般的な症状です。 身の回りで使用する機会のある金属を含む製品には以下のようなものがあります。
金属アレルギー 何がダメ?
金属アレルギーになりやすい素材は、ニッケルやコバルト、パラジウム、クロム、すず、水銀といった素材で、特に注意すべきなのは「パラジウム」「ニッケル」「銅」の3つです。
金属アレルギー 検査 どんな?
金属アレルギーは血液検査で調べることができないため、皮膚科でのパッチテストが有効です。 また、ほかにも日用品のパッチテストがあります。 洗顔料や洗剤、スキンケア用品などについて、手荒れの原因となっていないかを調べます。 ピアスを開ける前の金属アレルギーのチェックもお勧めです。