緊張性気胸に進行すれば、急激に発症する胸痛、進行性の呼吸困難といった症状に加え、心血管を圧迫して静脈の流れが阻害されるためショック状態に陥ります。 命に関わり、治療の緊急性が高い疾患なので、胸痛や背部痛、呼吸困難など、気胸が疑われる症状が出現した場合は、速やかに病院を受診することをお勧めします。 27 авг. 2014 г.
気胸 いつ起こる?
明らかな原因がなく起こる気胸を自然気胸といいます。 自然気胸は20歳前後に多く、その次には60歳代によく起きます。 若い患者さんの特徴は、男性・長身・やせ型です。 体質的に肺の表面を覆っている胸膜が弱いため発症すると考えられています。
気胸 何科を受診?
肺気胸が疑われる時は呼吸器外科、呼吸器内科、内科を受診してください。 まずは、呼吸器の専門医がいる病院を受診することをおすすめします。 ※月経随伴性の気胸の場合は、婦人科と連携して治療を行います。
気胸 どうなる?
気胸は肺に穴があいて肺から空気が漏れ、タイヤのパンクのように肺がしぼむために、胸痛、咳や息切れなどが生じる病気です。 穴があく原因の多くは、肺の表面に「のう胞」(「ブラ」とも言います)が生じ、これが破れるためです。 ブラができる理由や破れる理由は、現在でも正確には分っていません。
気胸 飛行機 どうなる?
Q)気胸にかかったら、飛行機に乗れないのですか? A)搭乗時点で、気胸の可能性がある、あるいは気胸の状態である人は飛行機に乗ることはできません。 気胸治療直後で、まだ安定していないと思われる(まだ再発の可能性が充分高い期間中である)場合は、搭乗は控えたほうがよいでしょう。