緊張型頭痛は頭全体が鉢巻きで締め付けられるような痛みが続く頭痛です。 主な原因は身体的・精神的ストレスによる筋肉の緊張と考えられます。 例えば、上半身を前かがみにしたパソコン操作や、うつむき姿勢などを長時間続けると、頭を支えている首や肩の筋肉に大きな負担がかかり、頭の筋肉も緊張し、血流が悪くなり、頭痛が起こってきます。
緊張型頭痛 いつ?
緊張型頭痛は、一次性頭痛の中で最も多い頭痛のひとつで、10〜50歳代女性に多くみられます。 緊張型頭痛には種類があり、反復性と慢性に大別されます。 反復性は月15日未満、慢性は平均して月15日以上、3ヶ月を超える場合とされています。 さらに反復性緊張型頭痛は、頭痛頻度により稀発型と頻発型に分けられます。
緊張型頭痛 どんな?
後頭部から首すじにかけて、重苦しい感じや、頭をベルトで締めつけられているような圧迫感が起こるのが緊張型頭痛です。 時々起こるもの(反復性緊張型頭痛)とほぼ毎日起こるもの(慢性緊張型頭痛)があり、片頭痛のようにズキズキする痛みや寝込むほど強い痛みではなく、動いても痛みは強くならず、光・音過敏や吐き気もありません。
筋緊張性頭痛 何日?
頭痛の持続時間は30分から1週間位続き、慢性的に毎回一日中続く人もいます。 軽い場合には精神的ストレスや疲労で夕方になると頭痛が出現する事が多いようです。 頭痛に伴う症状としては、眼の疲れ、耳鳴り、めまい、肩凝り、疲労感などがあります。
緊張型頭痛 なんで?
精神的ストレスや、痛みや眼精疲労による刺激によって引き起こされる筋肉の収縮が原因になります。 また、そこで起きた頭痛がストレスや刺激となり、さらに筋肉を収縮させて頭痛をひどくするという悪循環ができてしまいます。