精子の女性体内での寿命は72時間といわれますので、この寿命期間の間に運良く卵管膨大部にいる卵子と出会って初めて受精が成立します(図2)。
精子はいつまで生きているか?
24時間しか生きられない卵子と違い、精子は平均して3~5日間生き延びると言われています。 射精とともに卵子へと目がけた競争はスタートし、卵子が待つ卵管膨大部まで最初にたどり着いた何億匹のなかのたった1匹だけが、卵子と受精することができるのです。
精子 体外 何時間?
①精液所見の異常がなければ、2時間以内に持参できるなら自宅採精と院内採精はほぼ変わらない。 ②精液所見の異常がなければ、持参するのに3時間以上かかっても6時間未満なら凍結精子よりは当日の精子が好ましい。