出現時期や強さには個人差がありますが、抗がん剤投与後約2〜3週間後から手指や足底に感じることが多いようです。 こうした副作用がいつまで続くのかという点にも個人差があり、抗がん剤治療終了後、症状が改善するまで数カ月から長いときは1年以上かかる場合もあるといわれています。 29 февр. 2016 г.
抗がん剤の副作用はいつまで続くのか?
細胞障害性抗がん薬の副作用には、治療直後にあらわれるアレルギー反応や、治療から1~2週間程度の期間にみられる吐き気や食欲低下、だるさ、口内炎、下痢などの症状の他、2週間以降からみられる脱毛や手足のしびれ、皮膚の異常(色素沈着や乾燥など)など、症状が出てくる時期がある程度一定しています。
抗がん剤 副作用 しびれ なぜ?
しかし、抗がん剤に含まれている白金化合物や植物アルカロイドが、細胞に含まれるDNA(デオキシリボ核酸)に影響を与え、主に末梢神経系に障害をもたらしていると考えられています。 具体的にはシスプラチン 、ビンクリスチン、ビンデシン、ビンブラスチン、タキソール等がしびれを起こしやすい薬剤と言われています。
抗がん剤副作用 味覚障害 いつまで?
多くの場合、治療が終わって3-4週間程度で回復するといわれています。 ただ、2-3ヶ月かかるという報告もあり、口の中の元々の状態、口内炎(口の中の粘膜障害)の有無、唾液分泌の有無や程度、抗がん薬の種類等によって影響を受けている可能性もあります。
抗がん剤 関節痛 いつまで?
神経毒性(しびれ、筋肉痛) がん化学療法により、末梢神経が傷害され、しびれが起こることがあります。 また、筋肉や関節が痛むことがあります。 治療直後または数時間後に起こったり、薬剤によっては数ヵ月後に起こったりします。 通常は2~3日たてば症状が軽くなることが多く、長くは続きません。