注射による神経損傷は大概は2~3カ月で症状はなくなるものが多いが、時に長期化するものもあり、迅速な初期対応が肝腎である。
神経に注射したらどうなる?
針を刺した瞬間に「しびれた」「電気が走るように痛い」「響いた」などと訴える場合が多い。 刺した部位の痛みが針を抜いた後も残存し、また末梢(肘での穿刺なら前腕全体)にも痛みやしびれ感がある。 熱感、発赤、腫脹などはみられない。 針による神経炎、神経腫などが指摘されている。
注射 しびれ いつまで?
1. しびれ 穿刺部位にしびれや痛みが限定している場合は、おおむね 1 週間程で良くなります。 しかし、1 週間以上経過しても良くならない場合は、神経障害などを起こしている可能 性があるため、医療者へご相談下さい。
採血 神経損傷 いつ治る?
通常の採血行為では太い神経を損傷させる可能性が低いため、大部分の症状は特別な治療をしなくても多くは1週間以内、大部分は3か月以内に改善しますが、まれに半年以上、もしくは永続的に続くことがあります。
採血後 神経損傷 何科?
6.神経損傷が発生した場合の対応 採血時及び後日であっても異常な痛みや痺れ、知覚異常があれば、神経内科や整形外科へ紹介し、受診して頂きましょう。 この他にも採血の合併症には、血管迷走神経反応(VVR)、止血困難、皮下血腫、アレルギー、過敏症などがあります。 患者さんの様子を観察しながら実施し、リスクを低減させましょう。