「数え方の辞典」(小学館)の著書がある飯田朝子・中央大教授(言語学)によると、カニは生きているときは「匹」、商品となって市場に出れば「杯」と数えるのがふさわしいという。 理由として、「『匹』はあらゆる生き物に使える。 それが、単なる生き物でなく、死んだり、商品になったりした時点で数え方は変わる」と説明する。 13 дек. 2019 г.
蟹はなぜ一杯?
いっぽう、カニはカニの甲羅が丸く容器のような形をしているので、「1杯」と数えられるようですよ。 さらに、貝類ではありますがアワビの殻もそれに似ているので、例外として「1杯」で数えることがあるようです。
杯 数え方 なぜ?
『数え方の辞典』(小学館)によれば、イカの胴体も、イカ飯やイカどっくりにできるような形をしていて、漢字の「杯」のイメージにぴったりなので、「杯」で数えるようになったといいます。
蟹 1匹 何人前?
おおよそ一人当たり2本くらいとして、2キロで3~4人前といわれています。 タラバガニは基本的に脚だけを食べると言われていますので、1キロで4人家族分と言われています。 業者にも寄りますが、だいたい値段にして5~6千円と言ったところでしょう。 カニ鍋にする場合は、2人前が0.5~1キロ、4人前が1.5キロ~2キロ。
タコ 杯 なぜ?
タコの胴体が液体を入れられるような形をしているので「杯(さかずき)」を連想させることから「杯」を使うようになりました。 イカも同じ理由で「杯」と数えるのですが、カニも甲羅の形が容器のようになっていることから、タコやイカと同じように「杯」と数えます。