一般にカロリーと言われているのは、食品に含まれるエネルギー値のこと。 食品中に含まれる3大栄養素と言われるタンパク質・脂質・炭水化物の質量に対して、アトウォーター係数という1gあたりのエネルギー量の値をかけたもので算出しています。
カロリーを取らないとどうなる?
特にたんぱく質やカロリーの摂取が不足すると、筋力が落ちてからだの機能が低下し、活力をもって毎日を過ごせなくなり、さらに食欲が落ちて低栄養が進むという悪循環に陥ってしまいます。 そのため、低栄養に早めに気づけるよう心がけるとともに、栄養バランスのよい食事をおいしく摂れるように工夫することが大切です。
カロリーとはなんなのか?
「カロリー」とはエネルギーの単位です。 1ℓの水の温度を1℃上げるために必要なエネルギーが1kcalです。 1ml(1cc:小さじ1/5杯分)の水の温度を1℃上げるのは1calです。 電化製品が動くためには電気エネルギーが必要なのと同じで、人間も生きていく為に常にエネルギーが必要です。
どのくらいのカロリーで太るのか?
そもそもどんな仕組みで体重が1キロ太るの? 体重が1キロ太るのに必要なカロリーは、7,200kcal。 摂取カロリーから基礎代謝カロリーと消費カロリーを合わせた数字を引いたカロリーがプラス7,200kcalになった場合、1キロ太ります。
カロリー 何に使われる?
①生命を維持する(基礎代謝):呼吸をしたり、血液を循環させたり、体温を一定に保ったり、内臓を動かしたりする②身体を動かす:日常生活や運動など使われるエネルギー。 活動量の多い人ほど使われる量は多くなる③食べたものを消化する:消化のためのエネルギー。 食事中や食後に身体がポカポカ温まるのはこのための3つに使われます。