年齢等
カルシウムの摂取量はどのくらいの時期ですか?
骨密度の最大量は18~20歳までに決まってしまうため、この時期、特に骨密度の増加量がピークとなる男性13~16歳、女性は11~14歳のころはカルシウムをしっかりと摂取しておくことが重要になります。 上記の食事摂取基準をみてもわかるとおり12~14歳がカルシウムの推奨量が最も高く設定されており、カルシウムの総量を確保する上でこの時期が特に大事であることを表しています。
小学生の高学年になると、カルシウムの推奨量はどのくらいありますか?
小学生の高学年になると、1日に必要なカルシウムの摂取量が一時的に女性の方が男性よりも多くなっています。 しかし、中学生になると男性の方が1日に必要なカルシウムの推奨量がぐっと増えてきます。
カルシウムはいつ蓄えられるのですか?
カルシウムをはじめとしたミネラルが骨や歯に蓄えられることにより、骨の密度が高まり、丈夫な骨づくりに役立ちます。 しかし、このカルシウムはいつでも蓄えられるというわけではありません。 10代後半~20歳ころをピークにして減少の一途をたどります。
カルシウムは骨に蓄えられていますか?
カルシウムは多くとれば骨に蓄えられて骨を強くするだけです。 そのうえ腸の方もじゅうぶんに用心しています。 カルシウムのとり方が足りないと、腸は効率よく無駄なくカルシウムを吸収しようとします。 もし少し余分だと思ったら吸収の能率を落とします。 厚生省では、カルシウム摂取量の上限値を2300ミリグラムに決めています。 牛乳約2リットル分です。 これはカルシウムを制限するためのものではなく、これだけとっても安全という意味に解釈すべきでしょう。 カルシウム剤を服用していて、もし便秘ぎみになったらそのときは服用量を減らします。 ダイエットをしたい。 でも骨が心配です。 ダイエットをして栄養不足になると、骨の健康のためにどうしても必要なカルシウムも少なくなります。