咳は、ほこりやウィルス、細菌などの異物が、体に入ってこないように働く防御機能です。 気道内に侵入した異物は、気道にある咳受容体を刺激し、その信号が脳にある咳中枢に伝えられ、咳が出ます。 異物のほかにも、気道に炎症が生じたり、気道に溜まった痰を出す為にも咳がでます。
咳が続く 何科を受診?
迷ったら呼吸器内科を受診しましょう 咳が長引く時は、喘息など呼吸器の病気が原因であることが多いので、何科を受診すればいいのか迷ったら、まずは呼吸器内科を受診しましょう。
咳がでるのはなぜ?
咳(せき)は外からの異物に対する防御反応 肺や気管などの呼吸器を守るために、外から入ってきたほこり、煙、風邪のウイルスなどの異物を気道から取り除こうとする生体防御反応が咳(咳嗽=がいそう)です。 異物が入り込むと、まず咽頭や気管、気管支など気道の粘膜表面にあるセンサー(咳受容体)が感じ取ります。
咳が止まらないのは何?
主な原因は、アトピー咳そう、咳喘息(せきぜんそく)、ACE阻害剤による咳そう、胃食道逆流症、喉頭アレルギー、間質性肺炎、心因性、気管支結核などがあります。
咳 何ヶ月も止まらない?
咳が3週間以上続いている場合で、とくに発熱や鼻の症状がない場合には、様々な呼吸器疾患の可能性が出てきます。 まず胸部のレントゲン検査をします。 肺炎、気管支拡張症、肺気腫(COPD)、結核、間質性肺疾患、肺癌などです。