1 検査材料について 喀痰は、早朝起床時に水道水で十分うがいをした後に強い咳を行い、3ml 以上を採取す る。 採取した喀痰が良質であれば、1日1回、連続3日間の喀痰について検査を行う。 化 学療法開始後の4週間は、2週間に1回喀痰を採取し、それ以降は毎月1回の検査を行え ばよい。
痰の検査 何がわかる?
喀痰検査で何がわかるの? ①喀痰細菌検査 喀痰に混じっている細菌や真菌など、 肺炎や気管支炎の原因になっている菌を調べます。 この検査には喀痰をスライドガラスに塗って 顕微鏡で観察する塗沫検査と、喀痰の中の菌を 培養して菌の種類を調べる培養検査があります。
喀痰検査 いつ採取?
①早朝起きた直後に採取するのが最も良い。 ②採取前に歯磨きを行い、口腔内常在菌の混入を最小限にする。 ③その後、水道水で数回うがいをする。 ④強く咳払いをして痰を専用容器に取る。
痰 検査 何日?
基本的には3日連続の採取が好ましいですが、1〜2日程度間が空いても大丈夫です。 1週間を目安に3日分の採取を終えてください。 採痰後は内ブタを剥がし、キャップをはめよく振ってください。
喀痰検査 何日前?
中1日あいて「たん」をとっても結構です。 ☆検診日に採たん容器を提出の方は、検診日前一週間以内の3日間でたんを採ってください。