一方、喀痰を伴う咳は湿性咳嗽という。 30 сент. 2019 г.
喀痰とは何ですか?
喀痰(かくたん)は一般に痰と呼ばれています。 咳嗽(がいそう)は咳のことです。 喀痰は主に咳をしたときに喉のほうから出てくる粘液状のものです。 一言で痰といってもいろいろな性状があります。 咳嗽は肺や気道から強制的に空気を排出するために起こります。 気道内に喀痰や異物があると反射的におき、体を守っています。 気道はいつでも濡れた状態にしておくために分泌液が出ています。
咳嗽や痰がみられる疾患は何ですか?
咳嗽や痰がみられる疾患の代表は、呼吸器の 感染症 (肺炎や気管支炎)です。 風邪などで気道や肺の炎症がある時に咳や痰が出るのは、自分自身の経験からすぐに思い浮かぶでしょう。
高齢者では喀痰があっても咳をほとんどしますか?
高齢者では喀痰があっても咳をほとんどしないということがあります。 これは異常がないのではなく、咳をする機能が低下している状態です。 たん吸引を行わないと窒息や低酸素状態、肺炎などを起こしてしまいます。 喀痰は高齢者にとって命にかかわります。
喀痰の排出が起きていますか?
喀痰の排出が起きています。 肺が炎症を起こしている可能性があります。 喘息や結核など肺の奥が炎症を起こしている可能性があります。 高齢者では喀痰があっても咳をほとんどしないということがあります。 これは異常がないのではなく、咳をする機能が低下している状態です。