迷う場合にはまず内科へ受診しましょう。 診察を受ける際には、いつ何がきっかけで喀血が起きたのか、どのくらいの出血量か、血は何色か .
吐血 どんな時?
吐血を引き起こす疾患の多くは胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんです。 これらの疾患を早期に発見するためには、消化器の定期健診が重要になります。 また、食道静脈瘤(りゅう)や、非ステロイド性消炎鎮痛薬の服用、アルコールの飲みすぎ、過度のストレスなどによって起こる急性の胃粘膜病変でも吐血をすることがあります。
咳したら血が出た 何科?
受診の目安とポイント 特に呼吸器内科を受診してください。 また、特発性喀血症以外の約80%には背景に肺の病気があります。 喀血であると判断ができる場合には呼吸器科への受診でよいですが、吐血などとの区別が自分では分かりづらいこともあります。 迷う場合にはまず内科へ受診しましょう。
血痰が出る どんな病気?
「血痰」の原因として、かぜ(感冒)が約3分の1を占めています。 次いで気管支炎と肺炎が多く、これら3つの呼吸器感染症を合わせると全体の6割以上を占めます。 その他に、気管支喘息と慢性閉塞性肺疾患(COPD)が多く、頻度は低いですが、肺がん、気管支拡張症、肺結核、肺非結核性抗酸菌症などが原因となります。
吐血 どうなる?
吐血は、上部消化管と呼ばれる食道・胃・十二指腸から出血した場合に認められます。 出血してから吐血までの時間が短いと吐物は鮮血色です。 しかし、数十分から数時間が経過すると胃酸によって塩酸ヘマチンへ変化するために、出血した血液は黒色化していきます。