食事によって痛みが変化する病気として知られているものでは、胆嚢、膵、胃、十二指腸の病気が挙げられます。 この中で胆嚢や膵臓の病気は脂っこいものを食べたり、アルコールを多く取ることで痛みが強くなることが多く、空腹時に痛みが強いのは急性胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍が考えられます。
空腹時 胃が痛いのはなぜ?
胃酸は強い酸性であり、食べ物を消化する働きがあります。 通常は、胃そのものが胃酸で溶かされないように、粘液を分泌したりすることで胃自身を守っています。 しかし、空腹の状態で胃酸が多量に分泌されると、胃酸が胃の粘膜を傷つけて痛みが起こります。
空腹 吐き気 なぜ?
空腹時の吐き気は、胃酸過多などで胃の中が荒れている場合に起こることが多いです。 胃酸が分泌しすぎている状態で空腹状態になると、胃壁を刺激して吐き気を感じます。 ぬるま湯を飲むことで吐き気の改善が期待できます。 ぬるま湯で胃の中の胃酸を薄め、胃壁の炎症部分についた胃酸を洗い流しましょう。
みぞおちの辺りが痛いのは何の病気?
急性胃炎 暴飲暴食、飲酒、過度なストレス、食中毒やピロリ菌の感染など様々な原因で胃の粘膜がただれると、みぞおちがキリキリと痛むことがあります。 みぞおちの痛みの他に、吐き気や下痢を伴うこともあります。 さらにひどい場合は嘔吐や吐血、下血を起こすこともあります。
胃が痛いのはどの辺り?
胃痛とは一般的に、みぞおち(左右の肋骨の間)のあたりに痛みを感じる症状のことで、原因は「胃酸が影響するタイプ」「胃痙攣(いけいれん)が影響するタイプ」 「胃腸機能の低下が影響するタイプ」などに分類することができます。