通常、狂犬病が人から人に感染することはありません。 これまでに臓器移植による感染が認められていますが、非常にまれな事例といえます。 なお、輸血により感染したという報告はありません。
狂犬病 どうやったらうつる？
感染経路 主な病原体は狂犬病ウイルスで、ウイルスを保有するイヌ、ネコおよびコウモリを含む野生動物に咬まれたり、引っ掻かれたりしてできた傷口からのウイルスが侵入することで感染します。
狂犬病 症状 水 なぜ？
狂犬病は「恐水病」などとも呼ばれますが、これは神経が過度に過敏になる結果、患者が水を飲もうとすると、水の刺激で反射的に強い痙攣が起こり、水が飲めなくなるため、患者が水を飲むことを恐れることによるものです。
狂犬病にかかるとどうなる 犬？
潜伏期間後、狂犬病を発症すると、まず発熱、食欲不振、咬傷部位の痛みや掻痒感がおこり、次に不安感、恐水及び恐風症状（水を見たり、冷たい風にあたると首の筋肉がけいれんする症状）、興奮性、麻痺、幻覚、精神錯乱などの神経症状が出ます。 そして昏睡状態に陥り、呼吸障害によりほぼ100％が死亡するという恐ろしい病気です。
狂犬病は何？
狂犬病は、狂犬病ウイルスを保有するイヌ、ネコおよびコウモリを含む野生動物に咬まれたり、引っ掻かれたりしてできた傷口からの侵入、および極め て稀ではあるが、濃厚なウイルスによる気道粘膜感染によって発症する人獣共通感染症である。
