狂犬病は、人がウイルスを持っている動物に咬まれることで、狂犬病ウイルスが筋肉から神経に入り、最終的にウイルスが脳まで到達して生命維持に必要な脳の中枢を破壊し、死に至る病気です。 狂犬病を発症すると、動物でも人でも100%死亡するといわれています。 1 сент. 2017 г.
狂犬病 どんなウイルス?
狂犬病とは、狂犬病ウイルス (Rabies virus 、ラブドウイルス科リッサウイルス属)により引き起こされる感染症で、人間を含めたすべての哺乳類に感染する恐ろしい病気です。 狂犬病ウイルスの主な感染経路は、感染した哺乳類の唾液を経由して傷口などから侵入するものです。
狂犬病とはどういう病気ですか?
症状 発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛、疲労感といった風邪のような症状ではじまり、咬まれた部位の痛みや知覚異常を伴います。 興奮や不安状態、錯乱・幻覚、攻撃的状態、水を怖がるなどの脳炎症状を呈し、最終的には昏睡から呼吸停止で死亡します。 発症するとほぼ100%死亡する危険な病気です。
狂犬病は治りますか?
狂犬病は一旦発症すれば効果的な治療法はなく、ほぼ100%の方が亡くなります。 感染動物に咬まれるなど感染した疑いがある場合には、その直後から連続したワクチンを接種(暴露後ワクチン接種)をすることで発症を抑えることができます(Q11参照)。
狂犬病 水 怖がる なぜ?
狂犬病は「恐水病」などとも呼ばれますが、これは神経が過度に過敏になる結果、患者が水を飲もうとすると、水の刺激で反射的に強い痙攣が起こり、水が飲めなくなるため、患者が水を飲むことを恐れることによるものです。