生後6ヵ月~3歳頃に多い呼吸器の感染症で、ウイルスが原因で起きる喉頭気管気管支炎です。 クループとは疾患の名前ではなく、感染症によって引き起こされる特定の呼吸症状の総称です。
クループ 咳 何日?
咳の量や強さ、喘鳴の大きさ、陥没呼吸など呼吸困難の程度、機嫌、元気さ、顔色などに注意しながら症状が悪化するようなら、ためらわずに救急外来を受診してください。 通常4~7日間で軽快します。
クループ症候群 いつまで?
症状が強い場合は入院して治療を行います。 低酸素状態になっていれば酸素の投与、脱水症には輸液を行います。 大体3~4日でピークは落ち着いてきますので、入院は短期間ですみます。 クループと診断された際に、ご家庭で気をつけることは、咳がひどくならないように部屋の湿度を上げるといいでしょう。
クループ 何歳から?
クループ症候群は主にこの声帯付近が狭窄、つまり細くなってしまうような状態となることで、犬が吠えるようなとか、オットセイの鳴き声のような、などと表現される特徴的な咳(犬吠様咳嗽)が現れます。 年齢としては6か月から4歳ぐらいの子どもによくみられる疾患です。
仮性クループ 何歳?
のどの奥の喉頭という部分(図)に炎症が起こり腫れる病気です。 ここが腫れるとさらに狭くなり空気の通りが悪くなります。 生後3ヶ月~7歳くらいの子供に多い病気です。