胸膜炎(肋膜炎) 胸膜に炎症が起こり胸水のたまる疾患です。 原因により結核性胸膜炎、がん性胸膜炎などに分けられ、結核性胸膜炎は青壮年者に多く、がん性胸膜炎は高齢者に多くみられます。 症状は、発熱、胸痛、せき、食欲不振、全身倦怠などで、胸水の貯留量が多くなると呼吸困難を生じます。
胸膜炎 なぜなる?
胸膜炎の原因 肺結核、肺炎、肺がんなどをすでに発病しており、腫瘍や炎症が胸膜を刺激することで起こります。 肺疾患だけでなく、肝硬変や心不全、石綿(アスベスト)など、胸膜を刺激するものによって起こる場合もあります。
胸膜炎は何科?
胸膜炎は何科を受診する? 胸膜炎の疑いがある場合、呼吸器内科を受診しましょう。
胸水 どんな病気?
胸水とは、胸腔(厳密には2つの胸膜の間)に液体が異常にたまることや、その液体自体のことをいいます。 胸腔に液体がたまる原因としては、感染症、腫瘍、外傷、心不全、腎不全、肝不全、肺血管の血栓(肺塞栓症)、薬物など、数多くあります。 症状には、呼吸困難や胸痛などがあり、特に呼吸やせきをしたときに現れます。
胸膜炎 発熱なぜ?
胸膜炎は、肺の周りを覆っている「胸膜(きょうまく)」が炎症を起こし、肺の外側に水が溜まる病気です。 溜まった水が肺を圧迫することにより、胸の痛みや息苦しさ、発熱、咳などの症状が現れるのが特徴です。