こうした言葉から、涙は目頭のあたりから分泌される、と思っていませんか。 しかし、涙が分泌される「涙腺」は、目頭ではなく、目尻の近く、まぶたの上の方にあります。
目頭 どこの部位?
め‐がしら【目頭】 目の、鼻に近い方の端。 ⇔目尻。
目頭目尻のはどこ?
場所としては目の鼻に近い方の端ということで、基本的には目元の部分を指すようですね。 ちなみに反対側の端は目尻になります。
涙はどこにあるのか?
涙は、眼窩(頭蓋骨の目のくぼみ)の内側の、まゆ毛の目尻よりの下にある涙腺で、血液を原料に合成されます。 単なる水のように思えますが、実際には外側から油層、涙液層、ムチン層の3層構造になっています。 油層はマイボーム腺から分泌され、外側で涙の蒸発を防ぎます。 涙液層は涙の主成分で、主涙腺と副涙腺から分泌されます。
目頭の穴 何?
涙は上まぶたの外側にある涙腺から分泌され、眼の表面を潤し、栄養を与えた後は目頭の上下にある小さな穴(涙点)から顔の内側に入り、涙小管という細い管を通って涙嚢(るいのう)という袋にたまります。