通常、埋没毛は痛みや痒みの症状は現れません。 ただ針や毛抜きで無理に抜こうとすると、皮膚が傷ついて炎症が起こります。 もしも痛みや痒みが伴い、毛穴の周りが赤く炎症している場合はすぐに病院で診察しましょう。
埋もれた毛 どうなる?
皮膚が正常な状態であれば、埋没毛は放置しても問題ありません。 皮膚は1~2か月の周期でターンオーバーを繰り返していて、皮膚が生まれ変わると同時に毛穴が正常に戻ります。 埋没していた毛も、自然と皮膚の表面に生え出てるか、皮膚内で分解されて押し出されます。
埋没毛 放っておくとどうなる?
埋没毛をそのまま放置していると、毛穴から誕生してきたムダ毛はそのまま伸び続けることになり、これによって皮下の細胞が傷つけられることがあります。 こうなってしまうと皮下で炎症が起こり、ニキビや吹き出物とよく似た毛嚢炎(もうのうえん)になってしまうことがあるのです。
なぜ毛が埋まる?
埋没毛ができる主な原因は、毛抜きによる自己処理です。 毛抜きを使うと毛根を無理矢理引き抜くことになるため、肌に与えるダメージは大きく肌トラブルが起きやすいです。 ダメージを受けた肌は角質層が厚くなり、毛穴をふさいでしまうため、新しい毛が表面から出てこられず埋もれてしまいます。
埋没毛 どこ?
埋没毛とは、皮膚の下に留まって生えているムダ毛のことを言います。 埋もれ毛という言い方をする場合もあり、脇の下、膝下、膝、大腿、腕など、毛根がある場所には体のどこにでも生えてきます。 生えてくると言っても、実際には皮膚の中に留まったままとなっている為、皮膚の表面には出てきません。