生まれたときはベビーコートと呼ばれるフワフワした産毛で、100日頃から、猫種によってはベビーコートが抜け始めます。 そして、6カ月齢頃までに、ゆっくりとおとなの被毛に替わっていきます。 猫ちゃんの換毛期は年に2回。 春先の3月頃と冬前の11月頃に始まるのが一般的なようです。 あたたかくなってくる3月頃、逆に寒くなってくる11月頃に毛が生え変わることで、気温の変化にうまく対応しているんですね。
猫の子猫はいつまで?
生後6か月になると、あなたの愛猫は子猫を卒業して猫の仲間入りをします。
成猫とはいつから?
1歳すぎたら、立派なおとな 猫は人間に比べると、格段に早く成長します。 健康状態によって差があるので一概には言えませんが、生後1年~1年半を過ぎたら、もう立派なおとな=成猫です。
子猫 保温 いつまで?
理想は母猫に触れる温度で、生後1週目までは30度、1~3週目まで27度、3~5週目まで24度位での保温が目安です。
いつから成猫フード?
ネコちゃんが生後12カ月になったら、成猫用のプレミアムフードに切り替える時期です。 切り替えの際は、猫の体重や体調をよく観察して必要なら給与量を調整してください。
子猫の産毛から成猫になるのはいつですか?
子猫の産毛から、成猫のものへと被毛が生え変わります。 体の成長を見て、獣医師と相談の上、この頃から去勢や避妊の手術を受けることができます。 早いものは、メス猫から先に発情が始まってきます。 妊娠可能になっているメス猫も現れ始めます。 体重約3.0kg~3.5kgです。 発情期がメス、オスの順に現れ始めます。 1歳から1歳半は、人間の17歳から20歳頃に当たるため、この時期から成猫と考えられます。 体つきや体重が成猫と同じ大きさになります。 成猫用フードを与えるようにします。 オスは交尾ができるようになっており、交尾したメスは妊娠して子猫を生めるようになっています。 成猫になったとされる時期です。 猫の種類によっては、2歳から4歳になるまでにかけて、ゆっくりと成猫になるものもいます。
猫の体にはどのくらいの毛が含まれていますか?
猫の体には通常の毛と比べて明らかに長くて太いものが含まれています。 一般的に「ひげ」と呼ばれるこの毛は、触覚器としての機能を持っていることから「 触毛 」(しょくもう, vibrissa)、もしくは毛の根本に大きな静脈洞を持つことから「 洞毛 」(どうもう, sinus hair)などとも呼ばれます。 通常の体毛の太さが50μm(0.05mm)くらいであるのに対し、ひげは60~300μm(0.06~0.3mm)とかなり太く、皮膚の表面から4mmほどとかなり深くめりこんでいるのが特徴です (:Ikeda, 1990) 。
猫の被毛はどのように生え変わりますか?
猫の被毛はげっ歯類のようにウェーブを形成しながら生え変わるのではなく、人間と同様、モザイク模様を描きながら生え変わります。 また毛は生えている複合毛包によって成長段階が異なりますので、つるっぱげになるということはありません。 猫の毛の成長速度は、屋内で飼育されている猫だろうと外にいる猫だろうと日照時間が短くなると遅くなり、長くなると早くなります。 例えば南半球のニュージーランドに暮らす猫の場合、日照時間が短くなる6月ごろから被毛の成長が遅くなりだし、9月に最低を迎え、日照時間が長くなる10月ごろから成長が早まり、3月に最高を迎えます (:W.H.Hendriks, 1997) 。
猫の毛は成長期と休止期を繰り返していますか?
猫の毛は人間の毛と同様、「成長期(アナゲン)」「退行期(カタゲン)」「休止期(テロゲン)」という3つのフェーズを1サイクルにしながら成長と脱毛を繰り返しています。 これが「 毛周期 」(ヘアサイクル)で、猫の場合226日と推計されています (:K.P.Baker, 1974) 。