人間にもうつるので注意! 人に感染すると、皮膚に赤い円形の皮膚炎(リングワーム)ができたり、髪の脱毛などの症状がみられ、強いかゆみがあるとされます。 症状が見られたら、早めに皮膚科を受診し、猫を飼育しているという情報も必ず医師に伝えましょう。
猫カビ どうやってうつる?
感染経路は、感染動物に接したり、感染動物の抜け毛やフケや菌に汚染したもの(ベッド、毛布、ブラシ、バリカンなど)に接触することで感染します。 野良猫や多頭飼育、子犬や子猫が多く集まる場所、高齢の犬や猫などで注意が必要です。 また、皮膚糸状菌は生命力が強く、自宅の中で1年以上生き残ったという報告があります。
猫カビ 完治 いつ?
大部分の健康な動物では無治療でも12週間程で自然治癒しますが、動物の感染時間を短くし、真菌を環境中に飛散しないようにするために治療は必要です。 病変のある部位や程度に応じて、毛刈り、抗真菌シャンプー、外用薬、内服薬で治療します。 健康な動物であれば数週間で完治します。
真菌 どうやってうつる?
真菌は、ごく小さな胞子をまき散らして繁殖します。 このような胞子は空気中や土壌中に存在していることが多く、体内に吸い込まれたり、皮膚などの体表面と接触したりします。
猫 真菌 薬 いつまで?
抗真菌薬というお薬で皮膚や毛に感染した皮膚糸状菌を倒します。 最低でも3ヶ月から6ヶ月程度の治療期間が必要になります。 お薬の服用で肝臓に負担がかかることがあるため(特に猫ちゃん)、定期的に血液検査を行います。 血液検査で異常を認めた場合、その状況に合わせお薬の種類または投薬方法を変える場合もあります。