MCIを放置すると5年間で約50%の人が認知症を発症するといわれており、この移行率の高さから「認知症予備群」とも称されます。 ただ、MCIの人すべてが認知症に移行するわけではなく正常に戻る場合もあれば、ずっとMCIの状態を維持している場合もあります。 5 мар. 2018 г.
軽度認知障害(MCI)って何?
MCIは、正常な状態と認知症の中間であり、記憶力や注意力などの認知機能に低下がみられるものの、日常生活に支障をきたすほどではない状態を指します。 65歳以上でMCIの人の割合は15~25%と推定されており[※2]、MCIであることが気づかれないままになっている人も少なくないと考えられます。
認知症は何歳ぐらいから?
一般的に認知症とは、65歳以降の高齢者が発症する病気です。 認知症は高齢者がなるものというイメージがあるのも、このためです。 一方、若年性認知症は、64歳未満の若い世代が発症する認知症です。 発症平均年齢は50歳前後であるため、いわゆる「働き盛り」の方が発症するのが、高齢者の認知症と異なる特徴です。
軽度認知障害の年齢は?
MCIは高齢者だけでなく65歳未満にも見られ、症状が進むと若年性認知症に移行します。
認知症の軽い症状は?
軽度認知障害(MCI)のサイン・症状以前と比べてもの忘れなどの認知機能の低下がある、本人が自覚している、または家族等によって気づかれるもの忘れが多いという自覚がある日常生活にはそれほど大きな支障はきたしていない