認知症を引き起こす病気にはさまざまなものがありますが、最も多いのがアルツハイマー病です。 アルツハイマー病による認知症(アルツハイマー型認知症)には、認知症になる一歩手前の段階があり、この段階を「軽度認知障害(MCI:Mild Cognitive Impairment)」と呼びます。
MCI は何の略ですか?
軽度認知障害(MCI)とは 軽度認知障害は認知症の一歩手前の状態で、MCI(Mild Cognitive Impairment)とも呼ばれます。 認知症におけるもの忘れのような記憶障害が出るものの症状はまだ軽く、正常な状態と認知症の中間と言えます。
軽度認知障害の症状は?
MCI(軽度認知障害)の症状は?記憶障害計画の管理ができない注意力ややる気の低下無気力同じ会話を繰り返す複数の動作が同時にできなくなる家事の段取りが悪くなる外出するときの身だしなみをあまり気にしなくなった
軽度認知機能障害の診断基準は?
MCIの診断基準はいくつか提唱されています。 1.以前と違って認知機能の低下がある。 本人、家族などの情報提供者、医師などによって指摘される。 2.記憶、遂行、注意、言語、空間認知のうち、1つ以上の認知機能障害がある。
MCIの基準は?
認知症疑いの基準は、30点満点中23点以下です。 また27点以下であれば、軽度認知障害(MCI)の疑いがあります。