ニキビは皮脂分泌の多い場所にできやすいですが、面疔は顔の中心部にできやすいという特徴があります。 ポツンとした突起が赤くなりやすいニキビに対して面疔は、幹部を中心に広く赤みを帯び大きく腫れやすく、中心が膿んでジュクジュクしているものが多いようです。
面疔 どこの病院?
めんちょうの症状が出ている時は、皮膚科を受診しましょう。 抗菌薬入りの軟膏を使用することが多く、症状が重い場合は飲み薬も使用します。
毛嚢炎 どこにできる?
全身のどこにでもできますが、首の後ろや太もも、臀部、陰部付近などに比較的よくみられます。 毛包炎が悪化し、膿疱がグリグリした硬いしこりのようになったものは「せつ」と呼ばれ、強い赤みにはっきりした痛みや圧痛、熱感を伴います(なお、せつが顔の中心にできたものは「めんちょう」と呼ばれます)。
面疔 どこ?
面疔(めんちょう、面庁は誤記)とは、細菌感染症の一種。 毛嚢炎(疔)が、皮膚の敏感な部分、特に目や鼻の周辺に発生したものである。
せつ なぜできる?
せつは、主には黄色ブドウ球菌と呼ばれる細菌を原因として発症します。 黄色ブドウ球菌は、皮膚や髪の毛、鼻の中など、健康な人においてもみられる細菌の一種です。 広く環境中に存在することが知られる黄色ブドウ球菌ですが、ときに皮膚をはじめとした部位に感染症を起こすことがあります。