拍動を感じられればどこでもかまいませんが、最も脈が触れやすい「橈骨動脈」を選択するのが一般的です。 ※ただし、血圧が60mmHg以下の場合、撓骨動脈では脈拍を触知することができないので、総頸動脈を選びましょう。
脈拍測定部位はどこか?
脈拍数は、手首、首のつけ根、左胸(心臓のある位置)に、指や手のひらを当てることで、簡単に測ることができます。
脈拍測定で正しいのはどれか?
橈骨動脈の上に第二指〜第四指を置いており、脈拍測定の正しい方法である。
脈測る どっち?
頸部の顎のすぐ下側のあたりに脈拍を触れる箇所がある。 仰臥位で、枕を外して顎を少し拳上し、頭を少しだけ測定する側と逆向きに倒すと、測定がしやすい(つまり、左の総頸動脈で測定する場合、少しだけ右側に倒す)。 もし総頸動脈が分かりにくい場合は、まず自分の頸部で確認してから、患者さんの頸部で探してみるとよい。
脈拍 左右どっち?
正常では脈拍の左右差はありません。 左右で差が生じるのは、動脈に狭窄がある時です。