脈拍が1分間に50回以下の場合は心臓に病気がある可能性があり、1分間に120回以上の場合は発熱や脱水、貧血などが起こる場合があります。 また、脈拍の左右差が顕著な場合は動脈がつまる病気が疑われ、脈が微弱で触れにくい場合はショックなど命に関わることもあります。
脈拍数 左右差 なぜ?
正常では脈拍の左右差はありません。 左右で差が生じるのは、動脈に狭窄がある時です。
脈をはかると何がわかる?
脈拍を測定することで、①脈拍の回数(多い、少ない)、②脈拍のリズム〔整(規則的)、不整(不規則)の有無〕、③脈拍の性状(末梢血管抵抗の大きさ、立ち上がりの速さ)、④脈拍の左右差などが確認で き、心臓を中心とした循環器系の異常を早期に発見できます。
脈のことを何という?
脈拍(みゃくはく、pulse)とは、心臓の筋肉が一定のリズムで収縮すること(心臓の拍動)により、動脈を通じ全身に血液が送られることである。 脈拍を意味する英語Pulseから、Pと略される場合もある。
脈を図る どこ?
脈拍数は、手首、首のつけ根、左胸(心臓のある位置)に、指や手のひらを当てることで、簡単に測ることができます。