典型的な喘息の症状は、発作性の息苦しさ喘鳴(ゼンメイ ゼーゼー息を吐くときに音がすること)胸が重い、咳(特に夜間に出やすいことが多い)といった症状が繰り返すことです。 この繰り返すというのが、喘息ではポイントになります。
喘息 息苦しい なぜ?
喘息(ぜんそく)の人の気管支をはじめとする気道の粘膜には、好酸球(白血球の一種)やリンパ球を中心とした細胞が集まり、発作がおさまっているときでも炎症が起こっています。 そのため、ちょっとした刺激で気管支を取り囲む筋肉が収縮し、空気の通り道が狭くなる「気道閉塞」が起こりやすい状態が続いています。
喘息 なぜ痰が出る?
1−2.喘息の痰の特徴 喘息は、気道とよばれる空気の通り道に炎症が起こっている病気であるため、炎症を起こしている部分から痰の分泌量が増加したり、喉がイガイガするなどの症状が出る場合があります。 喘息の痰は透明であることが多く、黄色く濁ってドロドロしている痰とは性状が異なる場合が多いです。
喘息 咳 どのくらい?
咳喘息とは、咳が2~3週間、場合によっては数ヵ月にわたって症状が続いている状態です。 喘鳴(喉がゼイゼイ・ヒューヒューと鳴る)という症状や呼吸困難などの症状もなく、咳だけが長期間続くことが、気管支喘息とは異なる大きな特徴です。
喘息 ゼーゼー どんな音?
気管支喘息と喘鳴(ぜんめい) 気管支の壁が厚くなり、気管支内の直径が狭くなった結果、息を吐くときに、勢いよく空気が通るため、まるで笛のようにヒューヒュー、ゼーゼーという音がするのです。