食べ物をしっかり咬みくだき、栄養の吸収を助けるとともに胃腸への負担をやわらげます。 「歯ざわり」「咬みごたえ」などの感覚によって味覚を助け、食事の楽しさを広げます。 硬い物などの異物を咬む感覚で見つけて、体内に取り込まれるのを防ぎます。 唇や舌の動きを助け、正しい発音をサポートします。
なぜ歯を残す?
なぜ歯を残すのか。 それは寿命を延ばすためです。 残存歯数と寿命が関連しているのは確かなようです。 日本を始め数多くの国々で疫学研究がされてきました。
歯を抜くのはなぜ?
歯周病の悪影響を広げないために抜歯を行うことがあります。 目で見てわかる部分だけでなく、歯の根まで大きく割れたり欠けたり、ヒビがある場合。 また、歯そのものが自立する力を失ってしまっているケースや、そこから虫歯や歯周病といった病気が広がる可能性が考えられるケースでは抜歯となります。
歯を抜かないとどうなる?
痛くないからといって放置すると、歯根の先端は化膿したり炎症を起こしたりし、再び激しい痛みに見まわれ、顎骨炎や歯性病巣感染などを招いてしまいます。 歯周病が悪化すると、歯は支えを失い最終的に抜け落ちてしまいます。 それを放置すれば、歯周病はまわりの歯にも広まり、次々と大切な歯を失ってしまうことになるでしょう。
抜歯 なぜ抜く?
むし歯が進行しボロボロになった歯をそのまま放置すると、細菌に感染し、歯を支えている骨が溶ける、歯ぐきが激しく痛むといったさまざまなトラブルの原因となります。 また、歯の根の先端が細菌に感染して膿がたまっている場合も、骨などへの感染を防ぐため歯を抜くことがあります。