主流煙にはかなりの有害物質が含まれていることはもちろんですが、副流煙は燃焼温度が低くフィルターを通過しないため、有毒物質が主流煙の何倍も濃度で含まれていることがわかっています(表)。 主流煙より副流煙のほうがもっと危険なのです。 室内の空気を汚染するタバコの煙は、主流煙と副流煙とが混ざり、環境タバコ煙と呼びます。
副流煙 吸ったらどうなる?
副流煙には、多くの有害物質が含まれています。 ニコチン・タール・一酸化炭素などが代表的な有害物質として有名です。 また、副流煙による健康被害としては、以下のようなものが考えられます。 ・喘息などの呼吸器障害・肺がん・動脈硬化・心筋梗塞などの症状です。
副流煙と主流煙 どちらが悪い?
副流煙は主流煙よりも有害です タバコの煙には、喫煙者が直接吸い込む「主流煙」と、点火部から立ち上る「副流煙」があります。 有害成分は低温の不完全燃焼時により多く発生するため、副流煙は主流煙よりも多量の有害物質を含むことが知られています。
喫煙 副流煙 どっち?
吸う煙と吸わされる煙、 どっちが危険? タバコの先から出る副流煙には、 喫煙者が吸い込む煙(主流煙)よりも 有害物質が数倍~数十倍、多いことが 分かっています。
受動喫煙 害 何倍?
その結果、現在では受動喫煙による肺がんのリスクは1.28倍(28%の上昇)、虚血性心疾患のリスクは1.3倍(30%の上昇)、脳卒中のリスクは1.24倍(24%の上昇)とされています。 さらに受動喫煙は子供の呼吸器疾患や中耳炎、乳幼児突然死症候群を引き起こすことが指摘されています。