海水を蒸発させる過程で、塩の粒子と不純物を同時にろ過する特殊フィルターを用いて分離。 さらに、残った塩も加熱して蒸発させ、きれいな水へと液化させていきます。 塩分を完全に取り除くという方法によって、海水を飲み水へと変えていく仕組みです。 20 сент. 2015 г.
海水 飲み水 なぜ?
海の水はなぜ飲んではいけないか その理由を知っていますか? その答えは「水」では無く「塩分濃度」にあります。 海に入った事がある方は海の水が塩辛い事はご存じかと思いますが、「海水」の塩分濃度は約3.5%で、人間の体液の塩分濃度は約0.9%です。
海水 淡水化 なぜ?
塩水から水の分子だけを透過。 ... 人工的に浸透圧以上の圧力を塩水側にかけると、塩水にある水の分子だけが半透膜を超えて、淡水側に押し出されます。 これが逆浸透現象です。 この原理を活かすことで、海水を淡水化することが可能になるのです。
海の水はなぜしょっぱいのか?
しょっぱさの正体は、塩素とナトリウムが結びついた塩化ナトリウム、つまり「塩」です。 塩化ナトリウムは食塩の主成分で、海水からつくった塩は古くから食用にされてきました。 ... そのため、岩石や土に含まれているナトリウムが溶けて海に流れ込み、塩素と結びつくことで塩化ナトリウムを含んだ海ができたというのです。
海水 どうやって飲む?
しかし現在、海水を飲用できるようにするには、塩水を沸かして蒸気だけを集めるか、あるいは高機能の膜を使ってすべての塩分と、海水に含まれる微生物などを濾過して取り除くしかない。 海水を人間が飲用できる淡水にするための巨大で高額な施設には、問題点も多い。