なぜ環境要因で近視が進むのでしょうか? 手元よりにピントを合わせた状態が続くとその距離を見やすいように順応するために、眼軸長(目の前後の長さ)が伸びたりして眼球全体の屈折力(目の度数)が手元よりにかわってくることで、近視が進むと言われています。
近視は何歳まで進むのか?
近視の多くは学童期に発症し、小学校4~5年生にかけて進行が著しく、24~25歳くらいまでで進行が止まることが多いようです。 環境要因はパソコンやゲーム、スマホなど近くを見る機会が多いこと、または屋外で遊ぶことが少なくなり日光に当たる時間が減ったことで近視になると言われています。
近視はなぜなおらない?
近視とは、近くのものは見えるけれど、遠くのものが見えにくい状態です。 角膜から網膜までの距離(眼軸)が長く、網膜の手前でピントが合ってしまいます。 大人になる前の成長過程で起こる近視は、レーシックなどの屈折矯正手術を行わない限り、治ることはありません。
なぜ遠視になるのか?
先天的に眼球の奥行き(眼軸)が短かったり、角膜や水晶体の光を屈折させる力が弱いために、目をカメラに例えたときにフィルムの役割を果たす網膜の後方にピントが合ってしまい、近くだけではなく遠くも見えにくい状態が遠視です。 近視と同様、遺伝的な要因が関係していると考えられています。
近視 眼軸 なぜ?
眼は球体であるため、通常の眼鏡やコンタクトレンズを使用すると黄斑にのみ焦点が合い、その周辺はぼけてしまいます。 そのため眼軸長が伸び、近視が進行するというものです。