自律神経とホルモンの働きが活動的になる昼間は、気管支が拡張され空気がよく通ります。 逆に夜は、副交感神経の働きが優位になり、抗炎症作用のある内因性ステロイド※が減るため、気管支が狭くなり、咳が出やすくなると考えられています。 また夜間や明け方は気温が低下し、気道を刺激しやすくなり、咳症状も出やすくなります。 8 нояб. 2019 г.
朝 咳 なぜ?
副交感神経が優位になると、体の緊張がゆるんで筋肉が弛緩します。 そのため、気管支や気道が狭くなり、咳が出やすくなるのです。 また、仰向けに寝転がることで、鼻水などが喉の奥に流れやすくなります。
朝 痰 なぜ?
相談者は朝だけたんが出るようなので、就寝中、口呼吸になっているかもしれません。 原因としては、ハウスダストによるアレルギー性鼻炎が考えられます。 たんを放置すると気道の防御機能が弱まり、最悪の場合、肺炎につながる恐れもあります。 一度耳鼻咽喉科を受診され、炎症の原因を特定してみてください。
喘息 明け方 なぜ?
副交感神経は気道を狭くし、交感神経は広げる方向に働くので、副交感神経が活発になる夜間や早朝に気道が狭くなり、息切れなどの症状が出やすくなります。 また、体内で分泌されるステロイドホルモンが、夜間や早朝に減少することも関与しています。
咳止まらない なぜ?
主な原因は、アトピー咳そう、咳喘息(せきぜんそく)、ACE阻害剤による咳そう、胃食道逆流症、喉頭アレルギー、間質性肺炎、心因性、気管支結核などがあります。