私たちは食物からカルシウムを摂取し、そのカルシウムは小腸でビタミンDなどの働きにより吸収され、血液中に入り、骨に運ばれ骨が作られます。 その一方で、骨はしなやかさを保つために、常に少しずつ古くなった骨の成分を破壊し、新しいものへと作りかえる新陳代謝を行っています。
骨 カルシウム なぜ?
○なぜカルシウムは大切? カルシウムは,骨や歯をつくる大切な栄 養素です。 体内にあるカルシウムのうち, 約99%は骨や歯にあるとされています。 カルシウムが不足すると丈夫な骨が作られ なくなり,骨折しやすいもろい骨になって しまいます。
骨 なぜ必要?
1.骨の役割 骨は体重の約15〜18%を占め、全身には約200個の骨があります。 それらの骨は、私たちの(1)体を支える、(2)動けるようにする、(3)体の器官を保護する、などの役割を持っています。 骨は、強い衝撃にも耐えられるように丈夫で、なおかつ軽快な動きをするために、できるだけ軽くする必要があります。
骨粗鬆症はなぜ起こるのか?
加齢に伴って骨の量は減少します 若い人でも極端なダイエットや運動不足、ステロイド剤の服用などの影響で骨粗鬆症になることもあります。 長年の生活習慣(喫煙、アルコール・カフェインの多飲、日照不足など)が原因となることから、生活習慣病との関連も重要と考えられています。
骨吸収 なぜ?
通常は、副甲状腺ホルモンは血液中のカルシウムが不足すると分泌され、骨吸収を促進します。 しかし、高齢者ではカルシウムの摂取不足により血液中のカルシウム濃度が低下するため、副甲状腺ホルモンが分泌されて骨吸収が進みます。